フィールドネット・ワークショップ「せっかく書籍にするのなら:「閃きの試験」としての博論書籍化」で講演をしました

賀川恵理香さんや今城尚彦さんたちの企画・お誘いで、フィールドネット・ワークショップ「せっかく書籍にするのなら:「閃きの試験」としての博論書籍化」で編集者として話をしました。

こういう主旨です。

新しくて面白い本を書いてみたいし作ってみたい。私にもあなたにも、ここに尽きない悩みと欲がある。だがしかし、「新しさ」や「面白さ」とは何なのか?どのようにすれば形にできるのか?

この問いについて本発表では、自分が編集者の立場で日頃関わっている、人類学・地域研究の民族誌の博論書籍化を例に考えてみます。著者の「閃き」をフィールドや読者を通して試験していくことが持つ、新しさや面白さにとっての重要性を、「発明」や「実験」といった概念をめぐる人類学的議論と引き合わせながら提案します。

ようやく編集歴7年目+博士課程4年目で、その2つが完全に噛み合う話が全力でできるようになりました。この機会をくださったみなさんありがとうございます。

配布資料はこちらに置いています。最後のワークシートが好評でしたが、要するに今回の発表は、このシートがいったいどういう意図で・なにを目指して作られているのか、ということの話を長々しているものになります。

ここでのポイントは、「新しい・面白い主張をしようよ」という私の主張それ自体も、ここで言うところの「新しい・面白い」しかたを目指していることです。こんなにまっすぐステンゲルス科学論をすることもなかなかないと思うので、どこかに文章残しておきたいな。